更新日:2023年5月7日
こんにちは! 仕事と育児に奮闘中の育パパです。
今回は仕事で活用できる、「3S」について紹介したいと思います。
こんな人にオススメの記事になっています!
●探し物をしてもなかなか見つからない人
●3S活動を知って職場で活かしたい人
目次
3Sとは
まずは3S活動とは何かカンタンに説明したいと思います。
3Sとは整理・整頓・清掃の3つの頭文字がSであることからこのように呼ばれています。
この3Sを行い職場環境を良くしていく活動を3S活動と呼びます。
3Sって一般的に知られている言葉の組み合わせのことなんや!
3Sの目的
3Sをする目的は以下の通りです。
整頓・・・探すムダを省いて探す時間を削減する
清掃・・・きれいな状態にして正常と異常の判断を素早くわかるようにする
3Sのそれぞれの内容についてもっと知りたい!
それでは、順番に解説したいと思います。
①不要なものを処分して経費を削減する(整理)
なんで不要なものを処分すると経費削減につながるやろう?
「整理=ものを処分する」という考えをまずは持ってください。
不要なものを置いている場所は会社の敷地内です。敷地内の面積には経費が発生しています。
つまり、お金がどんどん減っていってしまっているということになります。
不必要なものが置かれている場所にはなにも利益は発生しないので、有効的に活用しないと会社の利益が全く上がってこないのです。
たしかに自分の家でも不要なものがあれば、新しい家具や家電が置けなくなるしな・・・
なので、不要なもの捨てることが3Sの第一歩です。不要なものと必要なものを分ける作業が必要になります。例えば、分ける方法としては次のような方法があります。
休[たまに使用するもの] 黄札をつける
死[1年以上使用しないもの] 赤札をつける
日常的に使用するものは、身近に置いておく。 たまにしか使用しないものは、別の棚などに置いておく。 1年以上使用しないものは、すぐに捨てるということを決断します。
決まった場所に対して置けるものの数というのは決まっています。 無限にものを増やせられるわけではないので、不要なものを処分して経費を削減しましょう!
なるほど。じゃあ整理の次は整頓やな
ちょっとストップ!!!
整理の次は整頓をしょう! と思うかもしれませんが、次は清掃を行いましょう。
②きれいな状態にして正常と異常の判断を素早くわかるようにする(清掃)
なんで整理の次は清掃なん?
整理をして不要なものを処分できたら、次は、置く場所をきれいに清掃する必要があります。
仮に整理の次に整頓を行ったとします。整頓してきれいに並べてものの所在がわかるようになって次に清掃をしようとするとどうでしょうか?
きれいに並べたものを清掃するためにものをどかす作業が出てこないでしょうか?
このように整理→整頓→清掃の順番で行うと、手間が増えてしまいます。つまり、整理→清掃→整頓が正しい3Sの進め方となります。
清掃は、ゴミなどの異物のような大きなものから取り除いていきます。 その後は、汚れがある場合は拭き取ってきれいな状態にします。
清掃をする際には、きれいな状態が正常という認識を持って行います。清掃をしてなにか異常がある場合はすぐに気づける状態にしましょう。
③探すムダを省いて探す時間を削減する(整頓)
最後に整頓を行います。 整頓の基本は「直角」、「垂直」です。 誰が見てもぱっと見て探し物がわかる状態というのは、規則正しく並んでいる状態です。
区切り板等を使用して、ものとものとの境界線を作ることで、ものの所在がわかりやすくなります。また、五十音順や工具の種類、ものの大きさ等順位を決めてあげるとよりわかりやすくなります。
大きな棚などでは”A-1″、”B-2″など棚分けすることで誰が見てもわかる棚となります。そうすることで探す時間が極端に減ることになります。
まとめ
●整理をすることはものを捨てることが大事
●清掃することで正常と異常の区別をはっきりさせる
●整頓することでものの所在をはっきちさせる
3Sについての知識は増えたでしょうか?まだまだ奥が深い内容となっているので、まずは、実際に活動をして経験を積んでいくことが大事です。
それでは改善に向けて行動していきましょう!
コメント