お口は食べる、話す、表情を作る、味覚などを感じるなど、様々な機能を備えています。お口を健康にすることは、子供にとっても大人にとっても非常に重要で、人生を豊かにすることができます。
お口の中を綺麗にして良い人生を送りましょう。
目次
歯の成長
歯の生え始め時期やお口のケアに関して紹介します。
7,8か月頃
お口の状態は
★乳歯が生え始めるタイミング
口の前のほうを使って離乳食を食べます。舌と上あごを使用して、すりつぶすようにして食べる感覚を養っていきます。
お口のケアは
ガーゼや綿棒、歯磨きシートを使用してお手入れしてあげましょう。私はフッ化物配合の歯磨きシートを使用しており、使い勝手が良いです。
9~11か月頃
お口の状態は
★前歯が8本(上下4本ずつ)生え始める頃。生えそろうのは1歳前後ぐらいです。
歯茎の上で離乳食をつぶして食べるのを覚えていきます。
お口のケアは
歯ブラシに慣れさせていきます。お口に歯ブラシが当たることを習慣づけていきます。歯ブラシに、フッ化物配合のジェルやスプレーを使用するのがいいです。
お子さんの様子を見て、嫌がるようなら別のものに変えてみるのもいいです。この時期はまだうがいができないので、うがいが不要なものを選びましょう。
1歳~1歳6か月頃
お口の状態は
★奥歯が生え始める頃。
食べ物の一口の量がわかってきます。手づかみ食べも上手になっていきます。スプーンやフォークなどで食べる動きを覚えていくようになります。
まだまだ、上手ではないお子さんもいると思うので焦らずにお子さんを見てあげてください。私の子供もこの頃は、手づかみ食べもそんなに上手くできなくて、大丈夫かなと心配していました。お口の状態は
検診の時に相談しましたが全然問題ないよと助言をもらい安心しました。
お口のケアは
歯磨きを習慣づけていきます。歯ブラシでの仕上げ磨きも始めていきます。歯ブラシをする際は、のどつき事故に注意してください。
お子さんが歯ブラシを持っているときは、必ず大人の方がそばにいて、何かあった時はすぐに対応できるようにしましょう。
歯ブラシはのどつき事故防止用のものを選ぶとよいです。ストッパー付きのものや、柄がリング状になっているものがオススメです。これらは、のどつき事故を100%防げるものではないので、しっかりとみてあげてください。
2~3歳頃
お口の状態は
★奥歯が生えそろうのは2歳6か月頃~3歳6か月頃になります。
奥歯は生えてきますが、かむ力は強くありません。
お口のケアは
歯科医院でのフッ化物紙面塗布を受けるのがオススメです。フッ化物を歯に塗布することで、虫歯予防につながります。また、歯の生え始めのじきにすると効果は絶大です。忘れないように塗布してあげましょう。
4歳~6歳頃
お口の状態は
あごが成長するにつれて、歯と歯の間に隙間ができてきます。
★6歳頃に乳歯が抜けてきて永久歯が生え始めてきます。
お口のケアは
歯と歯のすきまにはデンタルフロスなどを使用して、清潔に保つようにします。フッ化物配合の歯磨き粉や、洗口液を使用して虫歯予防を行います。
奥歯までしっかりと歯磨きをしましょう。
おわりに
フッ化物の塗布や、フッ化物の歯磨き粉を使用して虫歯予防を行いますが、一番は規則正しい生活を行い、正しい歯磨きの方法をして虫歯予防を行います。
お子さんの歯の生え始め頃からきちんとした歯磨きの習慣をつけて健康な人生を送りましょう。
それではこれで失礼いたします。昨日よりも良い一日を。
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