初めて粉ミルクを作るときはとても不安だと思います。どれぐらいの量で、どの温度で作って、どれぐらい冷ます必要があるのかとどきどきすると思います。
そんなときにこちらの記事を参考にしていただければと思います。
目次
そもそも粉ミルクはどういうもの?
粉ミルクと牛乳はなにが違うの
よく勘違いされている方もいるのですが、粉ミルクと牛乳は似て非なるものです。牛乳を飲ませることは絶対にしないでください。
粉ミルクには特に鉄分が豊富になるように調合されています。牛乳には、タンパク質、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。豊富に含まれているため、生後間もない赤ちゃんには、過剰な栄養となってしまいます。
粉ミルクの栄養素はどうなのか
粉ミルクを販売しているメーカーは、基本となる栄養素と成分は国が定めた法律に従って作られています。昔よりもどんどん栄養素のレベルが上がっており、今は、母乳と同等の栄養素が含まれています。なので、母乳が出なくて、粉ミルクになって落ち込んでいる人がいたとしても、心配する必要はありません。ちゃんと必要な栄養素が入っているのでしっかり成長しするはずです。
メーカーによって栄養素が異なるけど
必要最低限の栄養素はどのメーカーでも基準値をクリアしています。そこにプラスαで赤ちゃんの成長を促すために、オリゴ糖やタウリンなどの栄養素を含んでいるものがあります。そういった他社とは違う強みを出すことで、オリジナル性が出て、価格も変動していることになります。
最初の粉ミルクはなにがいいの
これは私の体験としてですが、病院が最初に飲ませる粉ミルクが良いと思います。一番最初に飲ませているので、退院して別の粉ミルクを使用すると、味が変わって赤ちゃんが嫌がるかと思ったからです。心配しすぎな部分はあるかもしれませんが、変に変更するより同じものを使用するほうがリスクは低いのかと思います。
粉ミルクはどうやって作るの
初めて粉ミルクを作るときは不安で何が正しいのかわからなくなったりします。ここで紹介するのは、一般的な作り方なので、使用する粉ミルクの作り方をよく読んで、参考にしてもらえればと思います。
①哺乳瓶、ニップルの消毒をしましょう
まずは粉ミルクを入れる哺乳瓶、ニップルを専用の洗剤で洗い、煮沸消毒などで滅菌します。
②手を洗いましょう
手を洗い清潔な状態にしてください。手に汚れや菌がついていると、ミルクに入ってしまい、赤ちゃんに菌が移って体調が悪くなる可能性もあります。
③指定量の粉ミルクを哺乳瓶に入れましょう
粉ミルクの分量は粉ミルクの容器に記載されています。新生児用だとだいたい20mlのものが一般的です。
④70℃以上のお湯を指定量入れましょう
70℃のお湯は沸騰(100℃)させてから70℃まで下げます。やかんでこれをしようと思うととても手間になると思うので、温度設定ができる電気ポットがあると便利です。
私の場合は80℃設定ができる2Lの容量の電気ポットを使用しています。70℃ではなくなぜ80℃なのかというと、少しでも温度が高いほうが滅菌もされるかなと個人的に思っているからです。(科学的根拠はないです)
⑤粉ミルクを溶かしましょう
哺乳瓶を両手の手のひらで前後に動かし回転させて粉ミルクを溶かしましょう。この時泡が立たないように、優しく小刻みにすると溶けて、泡も立ちにくいです。
⑥ミルクを40℃前後まで冷ましましょう
70℃のままだと赤ちゃんは飲めないので、40℃前後まで温度を下げます。私の場合は、水や氷水を入れた容器に哺乳瓶を入れて、温度状態を見ていました。
また新生児期だと飲む量もまだ少ないので、水道水を哺乳瓶に当てて冷ませる方法もしていました。このとき、哺乳瓶の中に水が入らないように注意してください。
⑦ニップルを取り付けましょう
最後にニップルを取り付けて赤ちゃんにミルクを飲ませてあげましょう。
おわりに
最初はわからないことだらけだと思いますが、一度慣れると上手にできるようになってくると思います。今の時期しか粉ミルクを作って飲ませるという行為はできない、貴重な時間なので、大変ではありますが楽しんで育児をしてほしいと思います。
それではこれで失礼いたします。昨日よりも良い一日を。
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